2025年2月に開催したセミナーのアーカイブ動画です。海外での商品展開を推進するにあたって、カテゴリーや競合を含めたブランドの状況などを把握する手段がなかなかない、国内市場のようにデータが手元に揃わない、と感じているマーケターの方々は多いのではないでしょうか。また、海外においては、自社商品の売り上げデータや現地法人からの定性的な報告、現地の委託企業等からの主観的な情報が主な判断材料となってしまっており、競合やカテゴリー全体を含めた客観的かつ定量的なデータを元にした戦略構築ができていない、というご課題感も多くお聞きします。本セミナーでは、インテージのパートナーであるKantar社の消費者パネルよりインドネシア・ベトナム・タイの実購買データを用いた基本的な市場理解・消費者理解の分析事例をご紹介します。市場全体の動向だけでなく、「自社商品はどのような消費者に買われているのか」 「競合との差はどこにあるのか」 「地域差は考慮すべきか」 「注力すべきチャネルはどれか」 「市場の価格構成はどうなっているのか」等、実購買データならではの切り口で、客観的で説得力のある市場分析のメリットをお伝えします。また、インテージの新サービスGlobal Viewerでストックされたアスキングデータにより、各国消費者の意識や価値観、行動実態等に関するデータを用いながら、多面的に消費者理解を深める分析事例もご紹介いたします。説得力のあるグローバルマーケティング戦略立案のために、どのように各国の市場や消費者の動向をデータで客観的に把握するべきか、という視点でご活用イメージを持っていただければと思います。成長の可能性を秘める海外市場で、皆様がより強い商品展開を推進していくヒントとなりましたら幸いです。